北海道旅行

(’2003.8.11〜20

P−9


【16日】
 今日は朝から快晴です。毎日こんな天気だと気持ちいいんだけどなぁ。朝食を7時半ごろに済ませて8時前にみどり荘を後にしました。
 昨日見みられなかった知床峠からの展望を拝もうと、再度向かうことにしました。こんなに天気が良いので、北方領土が見られるかも?と思いながら車を走らせました。峠が近ずくにつれ、なんとも運のない。。。濃い霧が出始めたんです。ガックリ!あまりのショックに写真もありません。知床峠からの展望は次回の楽しみに取っておきます。
 気を取り直し、予定の観光ルートに戻ります。右手にオホーツク海を見ながら国道334号線を西に進みます。15分くらいでオシンコシンの滝に到着です。ここは、日本の滝百選にも選ばれた落差80mの滝で、冬になると氷柱ができるそうです。台風の雨の影響でか、水量が多く、豪快な滝を見ることができました。
 国道334号線から斜里町で244号線に入ります。目指すは、小清水原生花園。10時ごろに到着しました。花の時季があわないのか、ほとんど咲いてなく、ちょっと寂しかったです。
 小清水原生花園の中には駅があり、線路を横切って花園に入るようになっています。まっすぐに伸びた線路の遠くに汽車が見えます。なんだか、松山千春の歌が聞こえてきそうです。(^^)のどかな景色でした。 
 244号線を北上し、網走市へやってきました。ここは、有名な網走刑務所です。昔は極悪犯罪者を収容していたと聞きますが、現在は刑期2〜3年の受刑者を主に収容しているそうです。僕の網走刑務所のイメージとはかなり違い、中は整然としていて、とても明るい雰囲気でした。



 さすがに中に入ることはできませんが、受刑者の作った作品を展示即売しているところがありました。薪ストーブが3500円と超安く、手が出そうになりましたが、持って返っても使う機会がなさそうなので、あえなく断念。他にも、木で作ったテーブルセットなどが格安で販売されていました。

 子供たちが、牢屋に入れられました。ここは、場所変わって、網走監獄博物館です。ここもホームページから割りチケが手に入れられます。残念ながら、割りチケは自宅において来たので、まともな料金を払って入場しました。マウスオーバーした写真は五翼放射状舎房と言って、明治45年から昭和59年まで実際に網走刑務所で使用されていた獄舎だそうです。中央に見張り所があり、5本の指のように棟が続きます。中は当時の様子が残っていて、牢屋の中にも入ってみることができました。
 網走監獄博物館の後に訪れたのが、オホーツク流氷館です。この写真はマイナス15度の流氷体験室です。実際に中に入って流氷に触ることができました。中はとってもひんやりしていて、入り口でもらった濡れタオルを室内で振り回すと、パリパリに固まってしましました。(マウスオーバー)館内にはクリオネも展示飼育されていました。家族全員はじめて見る不思議な生き物でした。 
 自然の北きつねには、なかなか巡り合えないので、北きつね牧場へ行ってみました。今年生まれた子ギツネが別小屋に入れられていましたが、愛嬌たっぷりで毛並みもふさふさしていて、ぬいぐるみみたいでした。それに比べ、親ギツネは毛変わりの時期なのか、尻尾はやせ細り、毛並みも悪く、何だかかわいそうな感じがしました。なれているのか人間におびえることもなく、近くに行っても逃げるようなことはありませんでした。
 国道39号線を西に走ります。石北峠を抜けて、目指すのは層雲峡温泉です。その途中にある、銀河の滝、流星の滝を見物しました。ここの滝も日本の滝100選に選ばれている滝です。岩を縫うように落ちる銀河の滝は落差120メートルと見ごたえがありました。
 滝見物も終わり、今夜の宿、層雲峡プリンスホテル朝陽亭に向かいます。ここの宿の最上階にある展望風呂は最高でした。お風呂の中からの眺めが最高でした。食事もちょっと贅沢にお部屋で頂きました。(マウスオーバー)上げ膳据え膳でママも大満足。料理の品数も多く、超満腹になりました。本当は、夜食に近くのラーメン屋にラーメンでも食べに行こうと思っていましたが、残念ながら不可能でした。(笑)

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